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「運営管理機関」の選定(9)~都銀パート1

2009年1月4日 日本経済新聞1面の記事から
「企業年金、運用利回り一段と悪化」

【記事の要約】
 金融危機の直撃による世界的な市場混乱で企業年金の運用が一段
と悪化している。
 利回りが最低だったのはITバブル崩壊の影響で株安が加速した
2002年度の▲12.1%。 
 昨年4月~11月の運用利回りは▲16%に低下しており、この
まま株式相場の低迷が続けば2008年度は過去最悪となる可能性
もある。
 運用の悪化で積立金が不足すれば企業業績の圧迫要因になる。
 年金運用を見直す動きも広がっている
 年金対策が日本企業の大きな経営課題のひとつになってきた。

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 年金は短期運用をしているのではないのですが、企業の業績に
影響するので経営陣は黙っていられないのです。

 会社の年金担当者は、年金運用を見直す動き、つまり、株式での
運用からリスクの少ない商品にシフトしていく段取りをすることに
なるのでしょう。

 しかし、リスクの少ない商品は利回りも非常に低いですから結局
掛金を上げて調整せざるを得ません。

 派遣労働者をばっさり切るように、正社員の企業年金もばっさり
と「企業型確定拠出年金(401K)」へ切替てしまえば、会社は
従来の企業年金の積立不足問題から開放されます。

 残念ながら、大会社は退職金水準が高く、「401K」の掛金の
限度額では足りないため、ばっさりと切替をすることができません。

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 本日のテ-マ、 「運営管理機関」の選定(9)~都銀パート1

 今まで企業年金を販売できなかった都銀は企業年金の新規参入組
です。

 といっても新規参入組の銀行、証券、損保は「(401K)」しか
取り扱っていません。

「確定給付型企業年金(DB)」は取り扱っていないので、信託銀行
や生保のように「401K」と「DB」を両方提案することができま
せん。

 グリップ力が強い都銀とはいえ、「401K」だけしか提案できな
いのですから、販売する上では大きなハンデがあります。

【りそな銀行】
 りそな銀行は前身の大和銀行が都銀で唯一、企業年金を取り扱い
できたので、本来であれば、「401K」の販売では有利な立場の
はずでした。

 ところが、不良債権で母体がぼろぼろ、公的資金がはいり国営化。

 朝日生命と同様に企業年金の一線級の担当者が続々、他社に引き抜
かれて、残った二線級の担当者で運営している状況です。

 そのため、本来の企業年金分野の強みを発揮できないまま、現在に
いたっています。

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